えむ猫とひとりごとの延長

群馬のご当地かるた「上毛かるた」の紹介。

「う」 碓氷峠の 関所跡(うすいとうげの せきしょあと)

群馬県と長野県の間にある碓氷(うすい)峠。
前回「な」の札で出てきた『安政遠足(あんせいとおあし)』は毎年ここで開催されている。。

江戸と京都を結ぶ中仙道の関所で、江戸時代には多くの通行人や荷物の検問をしていたが明治時代に廃止。現在は門だけが残っている。
その後碓氷峠には自動車道や鉄道ができ、今でも多くの人で賑やか。
長野県側には避暑地として有名な軽井沢があるが、ここでは群馬県側の渋いおすすめスポットを紹介。


まずは『碓氷峠鉄道文化むら』。
碓氷峠を走っていた登山鉄道の歴史資料館や鉄道ジオラマ、周りの広場には本物の貨車やSLが展示されてあったり、ミニSLに乗れたりするちょっとしたテーマパーク。
すぐ隣のJR横川駅には、駅弁界の横綱峠の釜めし』が売っている。お弁当の製造・販売元「おぎのや」のドライブインがこれまたすぐ近くにあるので車で来た時も大丈夫。
具がたっぷりの釜めしは、期待どおりの美味さだった。

もうひとつのスポットは『めがね橋』。正式名称は『碓氷第三橋梁(きょうりょう)』何だかカッコイイ。
アプト式という登山鉄道の線路が引かれていたレンガ造りの橋が残っていて、そこが散策道になっている。周りの風景と相まってとてもきれい。文化村でこの橋の歴史を学んでから観に行くのもおすすめ。