であえてほんとうによかった
- 作者: 宮西達也
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 大型本
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肉食のティラノサウルスと草食のスピノサウルス(子供)が、たった2匹で離れ孤島に。孤島での2匹の暮らしと悲しい別れ…。と、こんなお話。
泣いてしまうのはこの一節。
これはもう「泣ける文章」の見本のような。読み手に「泣け」と言っているような。
「おれのことはいいから、はやくいくんだ…。おれなあ、おまえにであえてよかった…。」
そういって、ティラノサウルスは、うみのそこふかく、しずかにしずんでいきました。
はじめてチビ弟にこの本を読んだ時、私のあまりの泣きっぷりに、チビ弟は逃げていきました。