えむ猫とひとりごとの延長

群馬のご当地かるた「上毛かるた」の紹介。

であえてほんとうによかった

であえてほんとうによかった (絵本の時間)

であえてほんとうによかった (絵本の時間)

昨日に続き、私が泣ける絵本。

肉食のティラノサウルスと草食のスピノサウルス(子供)が、たった2匹で離れ孤島に。孤島での2匹の暮らしと悲しい別れ…。と、こんなお話。

泣いてしまうのはこの一節。
これはもう「泣ける文章」の見本のような。読み手に「泣け」と言っているような。

「おれのことはいいから、はやくいくんだ…。おれなあ、おまえにであえてよかった…。」
そういって、ティラノサウルスは、うみのそこふかく、しずかにしずんでいきました。

はじめてチビ弟にこの本を読んだ時、私のあまりの泣きっぷりに、チビ弟は逃げていきました。