えむ猫とひとりごとの延長

群馬のご当地かるた「上毛かるた」の紹介。

夏休み真っ最中


タイトル通り夏休み真っ最中。
宿題&部活&行事と何かと忙しいチビ達だが、そんな中でのちょっとした出来事。
ケーキ屋さんでお土産用のマカロンを買っている時、試食があったのでひとつもらったら、チビ弟がみごとにハマり、次の日もう一度自宅用に買う事に。普段ケーキとか全然食べないのに、ナゼに急にマカロンに。


そして近所の塾の夏期講習に通っているチビ兄。
塾は冷房が効いているらしく、帰ってくると必ずトイレに籠る。
クーラー効き過ぎと言うか、灼熱の群馬生活が長かったチビ兄&我が家の人間には、ちょっとした冷房で体の芯まで冷えてしまう傾向があるようだ。
もちろん私もスーパーとかの冷蔵&冷凍コーナーがちょっとヤバい。

「し」 しのぶ毛の国二子塚(しのぶけのくに ふたごづか)

「毛の国」とは、古墳時代の群馬と栃木両県の事。
「二子塚」とは前方後円墳の通称。

群馬は古墳が多く、車で走っていると『○○古墳群』という看板をよく見る。ちょっと大きな古墳だったりすると、博物館があったり整備されて公園になっていたり、田んぼの真ん中にこんもりとした小さな山があったりすると、それも古墳だったりする。

全国にはたくさんの二子塚古墳があるが、群馬県太田市にある天神山古墳は関東地方で最も大きい前方後円墳との事。古墳から見つかる副葬品の埴輪等はもうクレイアートの域。

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「雨あめ降れふれ」※閲覧注意

雨と言えばカタツムリ。
昔チビ兄が捕まえてきたカタツムリを飼っていた。
毎日餌をあげたり容器を洗ったりして可愛がっていたのだが、ある日カタツムリが大変な事に…。

頭に透明なタンコブがボコボコ出来ていて、何かの病気かと慌てて調べてみたらなんと発情期の印だそうで、すぐに放してあげた。

「アイス」

アイスの思い出 その1
高校生の頃、東京で初めてジェラートという物を食べた。コーンに乗ってるアイスはツンと先が尖っていて、アイスの名前もソルベとかラッテとか聞いた事のない言葉。作ってくれる店員さんもそこはかとなくオシャレ。さすが東京だ…と思った。

アイスの思い出 その2
専門学生の頃、とあるお店のソフトクリームにやたらハマっていて、学校帰りによく食べていたが、食べると絶対電車の中でお腹が痛くなり、でも懲りずに何度も食べ、何度もえらい目に合っていた。

「名前をつける」

結婚する前、旦那さんとお互い昔飼っていたペットの話をしていたら、動物は違ったが偶然名前が同じだった。
名付けのセンスが同じって、案外大事なのかもしれないとか思ったりして。

ちなみに…『銀牙 -流れ星 銀-』(ぎんが ながれぼし ぎん)とは、「週刊少年ジャンプ」で連載された高橋よしひろの漫画作品。全18巻。幼くして巨大な敵に向かう運命を持った熊犬・銀の冒険熱血青春ドラマ。<Wikipediaより>

「ふ」 分福茶釜の茂林寺 (ぶんぶくちゃがまの もりんじ)

茂林寺は、前回の上毛かるた『は』の札の花山公園と同じ群馬県館林市にあるお寺。
「は」札ではキツネだったが、今回はタヌキの恩返し。

茂林寺には、昔このお寺にお坊さんに化けたタヌキがやって来て、いくら汲んでもお湯が無くならない不思議な茶釜で人々の喉を潤したという伝説がある。
その茶釜が「湯(福)を分ける茶釜→分福茶釜」として今もお寺に保存してあって、おとぎ話の「ぶんぶく茶釜」のルーツになったとの事。

おとぎ話の「ぶんぶく茶釜」は茂林寺の伝説とはかなり違っていて、罠にかかったところを貧しい男に助けられたタヌキが、お礼に茶釜に化け、恩返しをするという感じ。
ツルの恩返しにも似ているが、こちらのラストはタヌキは男と一緒に楽しく暮らし、めでたしめでたしとなる。

茂林寺の参道には現在も大きなタヌキ(像)がたくさん並んでいて、季節によって衣替えをしていたりと参拝&観光客を飽きさせず、タヌキの恩返しはまだまだ終わらない。